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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】あの重鎮が「藤浪、外野ノックとバックホーム練習せよ!」

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
あの重鎮が「藤浪、外野ノックとバックホーム練習せよ!」

阪神の宜野座キャンプで、和田豊監督から説明を受ける広岡達朗氏=平成24(2012)年2月、沖縄県・宜野座村営野球場(中川春佳撮影) 阪神の宜野座キャンプで、和田豊監督から説明を受ける広岡達朗氏=平成24(2012)年2月、沖縄県・宜野座村営野球場(中川春佳撮影)

 藤浪再生は外野ノックとバックホームの練習にある-。球界の重鎮から阪神球団に緊急提言が寄せられています。阪神はウィリン・ロサリオ内野手(28)=前韓国ハンファ=獲得を発表。オフの戦力補強終了を明らかにしました。来季に向けた金本阪神の戦力が確定したのですが、全容を見れば見るほど藤浪晋太郎投手(23)の復活こそが13年ぶりリーグ優勝への鍵になることが鮮明になりました。では肝心要、2年連続の成績不振の右腕を甦(よみがえ)らせる道筋はどうする-。球界の重鎮が処方箋を送ってきたのです。

■徹底した「管理野球」で、ヤクルト・西武をリーグ制覇4回、日本一3度…あの重鎮!

 待望の4番がやってきますね。阪神は13日、ウィリン・ロサリオ内野手の獲得を発表しました。米大リーグのロッキーズで5季プレーし、2年連続で20本塁打以上をマーク。ここ2季は韓国のハンファ・イーグルスで3割、30本塁打、100打点以上をマークしましたね。パワフルだけではなく、右方向にも打てる柔軟性を兼ね備えているという評判です。来季の阪神で前評判通りの打撃を見せるなら、金本監督が過去2季、悩み続けた得点力不足はかなり解消されるでしょう。

 「ヒゲかっこいいな。やっぱり外国人も強烈な方が(チームも)強いかなと思う」。14日に契約更改交渉に臨み、昨年オフに結んだ複数年契約に沿って、1億2000万円増の年俸4億円プラス出来高で契約した糸井も大砲加入を大歓迎していましたね。メジャー71発のロサリオが4番に座れば、3番に糸井、5番に福留という重厚なクリーンアップが形成されますね。相乗効果も期待されるでしょう。今季は固定できなかった打線の軸が定まることで、打線は“点”ではなく“線”になるはずです。

 阪神球団の谷本副社長はロサリオの獲得を受けて「今年に関してはもう終わりですね。このメンバーでベストを尽くしていきます」と語り、今オフの戦力補強終了を宣言しました。台湾出身の左腕・呂彦青(ル・イェンチン)、ベネズエラ出身の右腕・モレノに前DeNAの山崎、そして大和のFA移籍による人的補償でDeNAから尾仲を獲得しました。そしてドラフトでは1位で右腕の馬場(仙台大)、2位に左腕の高橋(亜大)。多彩な補強といえばその通りなのですが、改めてメンバー全容を眺めて思うことはひとつです。

 「結局、打撃ではロサリオが打つか、打たないか。そして投手では藤浪が復活するかダメなのか…。投打のキーマン2人がどうか? で来季は決まる。ロサリオがガンガン打って、藤浪が先発ローテーに復帰して10勝以上を稼ぐことができれば13年ぶりの優勝も夢ではない。逆にダメなら…。特に藤浪の再生は大きな鍵になるだろう」

 これが阪神球団の関係者の言葉です。まさに現状認識はピタリと一致していますね。打ならロサリオ、投なら藤浪。この2人が計算通りに働くか否か-で来季2018年の金本阪神の浮沈は決まるでしょう。

藤浪さあ復活だ! …課題は悪癖「すっぽ抜け」

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