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【ボストンから一言】ライシャワー元大使の妻からの勧め

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【ボストンから一言】
ライシャワー元大使の妻からの勧め

米ボストン在住の新田多美子さん 米ボストン在住の新田多美子さん

 今から約30年前のこと。米東海岸のボストンに住み始めてから友達となったライシャワー元駐日米国大使の妻、ハルさんから、「あなたの日々は、とても面白いわ。毎日日記を付けときなさいよ。そしていつか本にすると良いわよ」と言われた。

 「はぁー。そうですか。ハルさんは育ちが良いから下世話話を知らないのですよ。どこが本にしてくれるでしょう」と私が笑い流すと、「下世話ってなに?」と聞かれことがある。 

 今回、産経WESTでコラムを書くことになり、この30年前のハルさんとの会話が脳裏を横切った。

 米国での経験談、またがん治療で最先端の免疫治療を受けている私の話が、皆様の励ましとお役に立てればと願い書き始めている。

 ボストンへ移り住んではや33年がたつ。日本で過ごした39年間では経験をしたこともない出来事に遭遇し、素晴らしい人々と出合ったおかげで、人として成長をしたと思う。

 ■「人生にチャレンジ」

 幼いころ、母は私のことを「外に飛び出したら鉄砲玉のように戻ってきやしない。落ち着いた女の子になるように尼寺に預けないといけないよ」と言っては溜息をついていた。

 この性格は結婚しても治らず、思い立ったら吉日と、前後の見境なしに火の中に飛び込んでしまう私に、主人からは「君と生活していると爆弾を抱えているようだよ」と言われたものだ。

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