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【浪速風】NHKに注文-似た見出しでも産経と朝日、まるで違う 朝日が求める「公平公正」は極めて恣意的(12月8日)

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【浪速風】
NHKに注文-似た見出しでも産経と朝日、まるで違う 朝日が求める「公平公正」は極めて恣意的(12月8日)

NHK受信料訴訟の最高裁の判決を受け、会見する男性の代理人の(右から)尾崎幸広弁護士、高池勝彦弁護士ら=6日、東京都千代田区(福島範和撮影) NHK受信料訴訟の最高裁の判決を受け、会見する男性の代理人の(右から)尾崎幸広弁護士、高池勝彦弁護士ら=6日、東京都千代田区(福島範和撮影)

 NHKの受信料は仕方なく払っている。ただ、放送内容には言いたいことがある。受信料制度を「合憲」とする最高裁判断に、「公共放送の役割胸に刻め」(産経新聞)、「公共放送の使命を常に」(朝日新聞)。主張と社説の見出しは似通っているが、読んでみたらまるで違った。

 ▼産経は「歴史番組で旧日本軍の行為をことさら悪く描き、原子力発電所の再稼働や沖縄の米軍基地問題をめぐる報道でもバランスを欠くなどの批判がある」。対して朝日は「NHK幹部が政治家と面会して意見を聞いた後、戦時下の性暴力を扱った番組を改変した事件」を問題視する。ちょっと待ってほしい。

 ▼そもそも昭和天皇に有罪判決を下した模擬裁判の「女性国際戦犯法廷」を放送したNHKもおかしいが、内容の変更に政治家の圧力などなく、報道した朝日も取材の不十分さを認めたではないか。朝日が求める公平公正は極めて恣意的である。公共放送がそうなってはならない。

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