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【西論】日馬富士引退 角界は襟を正し 暴力根絶せよ

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【西論】
日馬富士引退 角界は襟を正し 暴力根絶せよ

現役を引退し、会見する日馬富士=11月29日、福岡県太宰府市(沢野貴信撮影) 現役を引退し、会見する日馬富士=11月29日、福岡県太宰府市(沢野貴信撮影)

 日馬富士引退によって4横綱時代は終わったが、4場所連続休場の稀勢の里、鶴竜は次に出場した場所で進退を問われかねない状況だ。力士の模範となる横綱は角界を引っ張る存在であり、暴行問題を機に、横綱の品格や権威が改めて問われているといえるだろう。

 鳥取県警の捜査や危機管理委の調査結果を待たずに、日馬富士は自ら引退したが、これで幕引きではない。復活した相撲人気を下火にさせないためにも、角界は襟を正し、一丸となって暴力を根絶しなければならない。

 相撲協会は今月20日に臨時の理事会を開き、最終報告をまとめる方針。日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)、暴行問題の報告を怠ったとして巡業部長の貴乃花親方(元横綱)の処分も検討されるだろう。徹底的に真相を究明し、説明責任を果たすことが再発防止につながる。

 相撲は日本の伝統文化であり、相撲を愛するファンあってこそだ。角界に厳しい視線が向けられていることを忘れてはならない。   (運動部長・阪秀樹)

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