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【虎のソナタ】「桑原には出したってくれ」人情あふれる金本監督の契約更改“お願い” ウチの会社でも誰か言ってくれんかなあ…

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【虎のソナタ】
「桑原には出したってくれ」人情あふれる金本監督の契約更改“お願い” ウチの会社でも誰か言ってくれんかなあ…

小学校を訪れ、子供たちと交流する原口。その笑顔に来季への力をもらった 小学校を訪れ、子供たちと交流する原口。その笑顔に来季への力をもらった

 ウチの会社でも誰かこんなこと言うてくれんか? と、つぶやいた読者も多いと思います。

 「桑原には出したってくれ」

 最優秀中継ぎ投手に輝いた桑原が球団史上最高のアップ率で契約を更改しました。その反応など詳しいことは、1面のトラ番西垣戸理大の原稿と写真をごらんになってください。更改後、谷本修副社長を取材したキャップ阿部祐亮によると、桑原については事前に金本監督から球団に“お願い”があったそうで、提示額にはそれも大きく反映されたそうです。

 「昔は、そういう人情派の監督やコーチがいたなあ」

 ベテラン編集委員上田雅昭が昔を思い出しながらうなずいていました。

 上田によると、かつて吉田義男監督は、中継ぎ投手陣に保留者が相次いだとき「彼らは功労者なんです」と、査定を見直すよう球団にかけあったことがあるらしい。1992年には、甲子園球場のラッキーゾーンが撤廃されてチーム本塁打が激減(91年147本から92年は86本)。野手陣の査定の数字が軒並みダウンしたことから、当時の佐々木恭介打撃コーチが「ラッキーゾーンがあったらこれだけ打っていた」という本数を選手ごとにはじき出して、球団に提出したこともあったそうです。

 「佐々木さんは『あんまり(査定は)変わらんかったけどな』と苦笑いしてはったけど、いまは、そういう人は少ないかもしれんな」

 桑原が大幅昇給にニッコリしているころ、上田は東京都内で「ゴールデンスピリット賞」の表彰式を取材していたのですが、ここにも金本監督や昔の吉田監督、佐々木コーチに負けないアツイ方がおられました。岩田が受賞するということで、あいさつに立った阪神の揚塩健治球団社長です。

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