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伊勢の「赤福」80歳会長が復帰 「ノウハウ、経験を次の世代に」

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伊勢の「赤福」80歳会長が復帰 「ノウハウ、経験を次の世代に」

「赤福」会長に復帰した浜田益嗣氏 「赤福」会長に復帰した浜田益嗣氏

 和菓子の老舗「赤福」(三重県伊勢市)は8日、平成19(2007)年の製造日偽装問題で会長職を引責辞任した浜田益嗣(ますたね)氏(80)が代表取締役会長に復帰したと明らかにした。妻の勝子(まさるこ)社長(80)も代表権を維持し、2人で経営のかじを取る。会長だが取締役ではなかった長男の典保(のりやす)氏(55)は、顧問に就いた。

 11月24日の株主総会で赤福の持ち株会社「浜田総業」が益嗣氏の役員選任を提案、可決された。益嗣氏は「これまでのノウハウ、経験を次の世代に伝えていきたい」と語ったという。

 益嗣氏は社長時代、伊勢神宮の内宮(ないくう)前に観光商店街「おかげ横丁」を整備するなど、伊勢の観光活性化を主導した。偽装問題後は名誉顧問に退いたが、自らが会長を務める持ち株会社を通じて影響力を維持。社長職にあった典保氏を事実上解任した。

▼【ビジネスの裏側】赤福、母と息子社長“お家騒動”を生んだ「経営方針の対立」とは

 赤福は伊勢市内に新工場を建設する計画。益嗣氏は新たなおかげ横丁整備も構想しているという。

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