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【広島「正論」友の会】憲法改正「残された時間少ない」五嶋清・本紙編集長 カギは「国民投票時に安倍首相人気が高いかどうか」

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【広島「正論」友の会】
憲法改正「残された時間少ない」五嶋清・本紙編集長 カギは「国民投票時に安倍首相人気が高いかどうか」

産経新聞大阪本社編集局の五嶋清編集長を招いた広島「正論」友の会の第9回講演会=広島市 産経新聞大阪本社編集局の五嶋清編集長を招いた広島「正論」友の会の第9回講演会=広島市

 その理由は、「憲法改正を実現するためには、その前になるべくダメージを受けないことが重要」と判断しているためだ。なぜダメージが改憲を妨げるかというと、明確に賛否を決めておらず、そのときの気分や政治家の人気で決める層の動向が、国民投票の結果を左右するからだ。

 従って、憲法改正が実現できるかは、国民投票時に安倍首相の人気が高いかどうかにかかっている。

 安倍首相は自民党総裁の任期を今年3月、従来の6年から9年に延長したが、これを憲法改正に使える期間が延び、3年の猶予ができた、ととらえるのは間違っている。本当の狙いは、政権末期の影響力低下を避けるためだ。さらに、再来年夏の参院選は春の統一地方選後の実施で、過去の戦績から自民党が弱いとされ、改憲勢力が3分の2以上を維持する可能性は少ない。

 となれば、憲法改正が発議できるのは再来年夏までの1年半しかないとみるのが現実的で、残された時間は少ない。安倍首相も改憲に向けてかなり急ぎ足になっているはずで、今後の動きを注視してほしい。

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