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【広島「正論」友の会】憲法改正「残された時間少ない」五嶋清・本紙編集長 カギは「国民投票時に安倍首相人気が高いかどうか」

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【広島「正論」友の会】
憲法改正「残された時間少ない」五嶋清・本紙編集長 カギは「国民投票時に安倍首相人気が高いかどうか」

産経新聞大阪本社編集局の五嶋清編集長を招いた広島「正論」友の会の第9回講演会=広島市 産経新聞大阪本社編集局の五嶋清編集長を招いた広島「正論」友の会の第9回講演会=広島市

 韓国に不法占拠されている竹島、ロシアに不法占拠されている北方領土についても言えることだが、武力という背景を持たない“話し合い”が通じる外交相手ばかりではない、ということだ。制限をかけられた外交にもかかわらず、安倍晋三首相は良くやっていると評価できる。

 歴代の首相と比べても高得点の安倍外交だが、国民からの人気には反映していないのが現実だ。例えば、歴史的な意義を持つオバマ前米大統領の広島訪問を実現させた昨年5月、安倍内閣の支持率は上昇したが、翌6月には下降した。

 逆に、安全保障法制を閣議決定したときに下がった支持率は、法案が可決され法律ができてしまえば元に戻った。功績も悪評も、国民の多くにはすぐに忘れられてしまうのが現実で、特に外交に関しては、その傾向が強い。

 アベノミクスについては「評価しない」とする意見もあるが、消費税をめぐる安倍首相の判断は常に受け入れられているといえる。従来「消費税率を上げる」と言って選挙に勝った政権はなかった。

 ところが10月の衆院選は安倍首相が税率アップを明言したにもかかわらず、自民党が勝った。これは安倍政権の経済政策についての理解が、国民の間に浸透してきたからではないかと思う。

 一方、竹島に関する安倍首相の姿勢は物足りない。島根県が制定した「竹島の日」の記念式典を政府が主催する行事にすると、政権を奪回した選挙で公約したにもかかわらず、5年経っても実現できていない。韓国に対して及び腰だ。

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