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【銀幕裏の声】堺の魅力全開!! “オール堺ロケ”の異色コメディー正月映画「嘘八百」、脚本家も学芸員もみな堺

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【銀幕裏の声】
堺の魅力全開!! “オール堺ロケ”の異色コメディー正月映画「嘘八百」、脚本家も学芸員もみな堺

矢内学芸員そっくりの田中学芸員(塚地)から説明を受ける佐輔(佐々木)と則夫(中井)。右から (C)2018「嘘八百」製作委員会 矢内学芸員そっくりの田中学芸員(塚地)から説明を受ける佐輔(佐々木)と則夫(中井)。右から (C)2018「嘘八百」製作委員会

 「嘘か本当か分からない数々の仕掛けがあちこちに伏線として張り巡らされているのが、『嘘八百』の最大の魅力かもしれませんね」と矢内さんは笑った。

オール堺ロケ

 撮影はオール堺ロケを敢行。利休とカモメの接点を裏付ける重要な場所として同市堺区の旧堺燈台、則夫と佐輔が訪れる堺市博物館、利休の茶器のオークションが行われる同市内の旧家の屋敷などが登場する。

 「観光名所ではないですが、堺の歴史を伝える魅力的な場所が何カ所も出てきますので注目して見てほしいですね」と語るのは大阪フィルム・カウンシルの藤本美保子さん。撮影当時、藤本さんは堺フィルムオフィスに所属し、映画スタッフとともにロケ地を探し、エキストラを集めるなど撮影現場を裏で支えた1人だ。

 これまで堺フィルムオフィスが協力し、堺市でロケが行われた映画として、「寄生獣」(26~27年公開)で市役所庁舎、「ソロモンの偽証」(27年)で市立大浜中学校、「セトウツミ」(28年)では府立泉陽高校が使用されている。近年、同市が映画の舞台として登場する機会は増えたが、「いずれも具体的な地名は登場せず、オール堺で描かれた映画は『嘘八百』が初めて。それだけに感慨深いですね」と藤本さんは言う。

「嘘八百」の真意とは?

 「利休の生き方は、大海原を舞う鴎そのものでした。しかし、秀吉に近づくほど、利休はがんじがらめにされて身動きが取れなくなっていった。切腹によって秀吉の呪縛から解かれることになったとき、これで鴎になれると思ったのではないでしょうか…」

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