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【銀幕裏の声】堺の魅力全開!! “オール堺ロケ”の異色コメディー正月映画「嘘八百」、脚本家も学芸員もみな堺

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【銀幕裏の声】
堺の魅力全開!! “オール堺ロケ”の異色コメディー正月映画「嘘八百」、脚本家も学芸員もみな堺

矢内学芸員そっくりの田中学芸員(塚地)から説明を受ける佐輔(佐々木)と則夫(中井)。右から (C)2018「嘘八百」製作委員会 矢内学芸員そっくりの田中学芸員(塚地)から説明を受ける佐輔(佐々木)と則夫(中井)。右から (C)2018「嘘八百」製作委員会

 《千利休が誕生した“茶の湯の聖地・堺”に、お宝を探しにやって来た古物商の小池則夫(中井)。落ちぶれた陶芸家、野田佐輔(佐々木)と出会い、意気投合した2人は、一攫千金を狙い、“一世一代の詐欺”を画策する。それは、幻の利休の茶器を仕立て上げ、オークションに持ち込もうという途方もない計画だった…》

堺ならではの映画

 “堺ならではの映画”にこだわる今井さんが構想していたのは、堺で生まれ育った先人、千利休の存在だった。

 ただ、利休を描いた歴史物の映画としては、すでに市川海老蔵が利休を演じた「利休にたずねよ」(25年)や、野村萬斎が華道家の池坊専好、佐藤浩市が利休を演じた「花戦さ」(29年)などがある。だが、いずれも堺市内で本格的なロケは行われておらず、今井さんは、「時代劇ではない現代もので、しかも堺で全編ロケができる作品にしたい」と考えた。

 そこで思いついたのが、過去と現代の堺を結びつける利休をめぐる壮大なストーリーだった。それも、これまで明かされていない“利休の謎”について描こうと考えたのだ。

明かされる利休の謎

 「今井さんから利休について詳しく知りたいと頼まれ、改めて利休について調べ直しました」。こう語るのは、室町以降の古文書研究を専門とする同市学芸員の矢内さん。

 「堺親善大使」も務めている今井さんは、同市主催の学術イベントなどで面識があった矢内さんに、利休をテーマにした映画化の構想を語り、脚本の相談をしていたのだ。

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