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【おいしさを科学する(5)】「食」で選ばれる企業へ 自由化時代の研究を模索 竹森利和さん 大阪ガスおいしさ・健康調理ラボラトリー長

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【おいしさを科学する(5)】
「食」で選ばれる企業へ 自由化時代の研究を模索 竹森利和さん 大阪ガスおいしさ・健康調理ラボラトリー長

研究機器を操作する竹森利和さん。「食といえば大阪ガス」と信頼される存在を目指している 研究機器を操作する竹森利和さん。「食といえば大阪ガス」と信頼される存在を目指している

 自由化の時代に入っているエネルギー業界。竹森利和さん(61)は顧客に選ばれる企業、信頼される存在を目指して、きょうも研究を続ける。

 --長年、研究を続けることができた原動力は何ですか

 竹森 1980年代から90年代に「ジャパンアズナンバーワン」と言われた時代から、日本はどんどん変化しています。研究テーマも時代に合わせて大きく変えていかないと、企業内での研究を維持できないという思いがあります。企業の場合は大学などの研究機関と違い、特定の研究を極めるというよりは、世の中の役に立つ製品やソフトを発信していくことがテーマになりますから。

 --お風呂からおいしさ、健康にいたるまで、研究は幅広い分野にまたがっています。心境や研究に対する心構えに変化はありますか

 竹森 確かに、研究分野は多岐にわたりますが、人間の感覚について熱を切り口にアプローチするという研究者としての芯の部分は変わっていない。自分の中では違和感はないんですけれど、異色な研究者と思われることはあると思います。

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