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放火容疑の女性に逆転無罪 目撃証言に「矛盾」 大阪高裁

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放火容疑の女性に逆転無罪 目撃証言に「矛盾」 大阪高裁

 交際相手の男性宅に火をつけたとして現住建造物等放火の罪に問われ、1審奈良地裁で懲役4年の判決を受けた奈良市の女性(39)に対する控訴審判決公判が7日、大阪高裁で開かれた。和田真裁判長は、1審が供述の信用性を認めた共犯者の証言を「矛盾がありる」と指摘。「家に立ち入ったのは間違いないが、放火行為をしたと言い切れない」として1審判決を破棄し、無罪を言い渡した。

 和田裁判長は判決理由で、共犯とされた別の交際相手の男=同罪で有罪確定=の「女性と2人で押し入れの布団に火をつけた」との証言を、目撃情報や防犯カメラの記録などから犯行時間と矛盾が生じるとして信用性を否定。「唯一の証拠である証言が信用できない以上、犯罪の証明はない」と述べた。

 大阪高検の田辺泰弘次席検事は「判決を精査した上で適切に対応する」とのコメントを出した。

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