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住宅放火で女性に逆転無罪 共犯者供述「信用できず」 大阪高裁

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住宅放火で女性に逆転無罪 共犯者供述「信用できず」 大阪高裁

 交際相手の男性宅で布団などに火を付けたとして、現住建造物等放火の罪に問われた奈良市の女性被告(39)の控訴審判決で、大阪高裁は7日、「共犯者の供述は信用できない」として、懲役4年の1審奈良地裁判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。

 和田真裁判長は判決理由で、防犯カメラの映像や目撃情報から男性宅での滞在時間は5分弱で、共犯者が「現場には被告の5分後に入り、被告が当初付けていた火を一度消した後、一緒に放火した」と供述する犯行は不可能と判断。

 供述の信用性を認めた1審判決は第三者の証言や客観証拠の検討を怠って感覚的に判断しており、「重大な事実誤認がある」と指摘した。

 被告は別の交際相手だった男と共謀し、平成27年4月に奈良市の住宅で布団などを燃やしたとして起訴された。

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