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「靴の街」復興支援に区切り 神戸市三セク、15日に株主総会・清算へ

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「靴の街」復興支援に区切り 神戸市三セク、15日に株主総会・清算へ

ケミカルシューズ産業の復興支援を行ってきた神戸市の第三セクター「くつのまちながた神戸」が清算される見通しとなり、住宅メーカーに売却された「シューズプラザ」=同市長田区(小松大騎撮影) ケミカルシューズ産業の復興支援を行ってきた神戸市の第三セクター「くつのまちながた神戸」が清算される見通しとなり、住宅メーカーに売却された「シューズプラザ」=同市長田区(小松大騎撮影)

 しかし、次第にプラザから客足が遠のき、全国生産額も24年以降は300億円台に低迷。三セクも赤字が続き、28年時点で累積損失額は5千万円近くまで膨らんだ。このため市は「存続させても赤字が増えるだけ」と判断し、三セクの解散を決定。今年6月にプラザの土地・建物を住宅メーカーに3億1千万円で売却し、三セクを解散して清算手続きを進めていた。

 清算後、住宅メーカーはプラザを5年間は存続させ、テナントやオブジェなどもその間は引き継がれる。三セク職員は7月以降、市の別の外郭団体に転籍したが、一部は首都圏でのPRや百貨店での催事といった「長田の靴」の販路開拓事業を担当。市の担当者は「復興への足がかりの役割は果たせた。今後も長田の後方支援をしていく」と話している。

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