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【おいしさを科学する(4)】もともとは「お風呂博士」 ミストサウナが大ヒット 竹森利和さん 大阪ガスおいしさ・健康調理ラボラトリー長

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【おいしさを科学する(4)】
もともとは「お風呂博士」 ミストサウナが大ヒット 竹森利和さん 大阪ガスおいしさ・健康調理ラボラトリー長

大阪ガスに入った直後はガス製造工場で働いていた竹森利和さん。海外留学を経て研究職となった 大阪ガスに入った直後はガス製造工場で働いていた竹森利和さん。海外留学を経て研究職となった

 竹森 家庭のガス需要の60%が風呂で使われているということで、ガス会社としてよいテーマだと思いまして。当時、風呂に入らず、シャワーだけで済ませる人が増えているという話もありましたので、効果の高い入浴法を考えたら良いのではないかと。人間は皮膚表面の感覚と体の中心部の感覚にズレが生じるので、たとえば夏場にシャワーで体を冷やしたつもりでも、実際は体温がほとんど変化しないのです。そこで「クールダウン浴」といった新しい入浴法を提案させてもらいました。

 --具体的にはどういう入浴法なんですか

 竹森 湯の温度を35度ぐらいに設定してもらい、半身浴をすると、20分ぐらいで体温が0・5~0・7度ぐらい下がるんですよ。製品開発が目的の研究ではありませんでしたが、結果的にそれまで38度までしか湯温設定できなかったのを35度ぐらいに設定できる給湯器が新たに販売されるきっかけになりました。

 --浴室で楽しめる低温のミストサウナも開発されたとか

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