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マツダ寮強殺、同僚の元社員に無期懲役 広島地裁

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マツダ寮強殺、同僚の元社員に無期懲役 広島地裁

 広島市南区のマツダ社員寮で昨年9月、同僚の社員菅野恭平さん=当時(19)=を殺害し現金約120万円を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた元社員上川傑被告(21)の裁判員裁判で、広島地裁は6日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 弁護側は殺意や強盗の意思はなかったと主張していたが、丹羽芳徳裁判長は消火器で後頭部や背中を強く殴りつけて生じた傷の状況などから殺意があったと判断。被害者が多額の現金を持っていることも認識していたとして強盗の意思もあったと認定した。

 その上で「若くして将来を絶たれた被害者の無念は計り知れない。身勝手な犯行を決意した点に酌量の余地はない」と指摘した。

 判決によると、被告は昨年9月14日午後、寮で菅野さんの顔や頭などを消火器で複数回殴って殺害し、現金を奪った。

 遺族は公判で「死刑を望む」と意見陳述しており、判決後に代理人の弁護士を通じ「事実が明らかになったとは到底言えないと思う」と心境を明かした。

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