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煎餅の素材はとれたて魚介、「新名物に」と期待 鳥取

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煎餅の素材はとれたて魚介、「新名物に」と期待 鳥取

猛者エビを挟んだ煎餅を手にする「海鮮せんべい城戸」の吉田雅則さん 猛者エビを挟んだ煎餅を手にする「海鮮せんべい城戸」の吉田雅則さん

 日本海でとれた新鮮な魚介を丸ごと味わえる鳥取県のご当地煎餅が人気を集めている。直径25センチほどの大きさで、お土産として買う人が多く、生産者は「地元の新たな名物になってほしい」と期待している。

 今年9月にオープンした煎餅店「海鮮せんべい城戸」で販売。主に鳥取市の鳥取港で水揚げされた海鮮を、特別に発注したプレス機で生地といっしょに挟み、円形に焼き上げる。

 1番人気の猛者エビや今が旬の親ガニなど、山陰ならではの海の幸を使用。1枚300~800円と少々値は張るが、パリパリとした食感と、口いっぱいに広がる磯の香りがやみつきになる。

 1人で店を切り盛りする吉田雅則さん(52)は開店前、同じ場所で居酒屋を経営していた。5年間続いた店を今年6月に閉める決意をした際、近所の鉄板焼き屋の店主から「煎餅を焼いてみたらどうか」と提案され、経験のなかった煎餅作りを始めた。

 「最初は失敗続きで、なかなかパリっとした食感にならなかった」と吉田さん。生地の配合から具材選びまで約3カ月にわたり試行錯誤を重ね、ようやく納得のいくものができた。

 現在は観光客が立ち寄る機会も増え、吉田さんは「今後は旬の時期に合わせてホタルイカや松葉ガニにも挑戦したい。鳥取に遊びに来たら、ぜひ寄ってほしい」と笑顔で話した。

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