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〝ブラックスワン〟飛来…和歌山・紀の川市の平池にコクチョウ

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〝ブラックスワン〟飛来…和歌山・紀の川市の平池にコクチョウ

黒い羽毛と赤いくちばしが特徴のコクチョウ=紀の川市 黒い羽毛と赤いくちばしが特徴のコクチョウ=紀の川市

 和歌山県紀の川市貴志川町神戸の平(こうどのひら)池緑地公園の平池に、「ブラックスワン」の英名で知られるコクチョウ1羽が飛来し、池の周りを散歩する近隣住民や写真愛好家らを楽しませている。

 つやのある黒い羽毛で、赤いくちばしの先端付近には白斑がある。国立環境研究所によると、オーストラリアやニュージーランドに分布し、国内には昭和30年以降に持ち込まれた。茨城や大阪、京都などで観察例があるが、平池を管理する紀の川市都市計画課によると、平池で見つかったのは初めてという。

 平池では周辺に幻想的な空間を演出するイベント「貴志川イルミネーション」(10日~来年1月12日)の点灯に合わせた花火の打ち上げが毎年の恒例行事だが、今年は「(花火に驚いて)人気者のコクチョウが去ってしまうのでは」などと懸念する声も。イベントの実行委員会はコクチョウへの配慮を検討し、打ち上げる花火の数を昨年の600発から490発へと減らして実施する方針。

 近くに住む山本恵造さん(70)は「(平池に)毎日来ているので野鳥は数多く見てきたが、コクチョウは初めて。強そうな姿で、赤いくちばしも珍しい。少しでも長く、ここで過ごしてくれたらうれしい」と話していた。

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