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【サッカーW杯】「心技体のスピード向上」が日本代表強化のカギ 南ア大会コーチ、大熊清氏が提言

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【サッカーW杯】
「心技体のスピード向上」が日本代表強化のカギ 南ア大会コーチ、大熊清氏が提言

大熊清氏 大熊清氏

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会でコロンビア、セネガル、ポーランドと同じ1次リーグH組に入った日本代表には、どのような強化方針とチームづくりが必要か。現在J1C大阪でチーム統括部長を務め、2010年南アフリカW杯の時には日本代表コーチとしてチームに帯同した大熊清氏(53)が産経新聞の取材に応じ、長丁場となる本大会を勝ち抜くため、「心技体のスピードの向上」をポイントにあげた。(吉原知也)

 初戦の相手は前回ブラジルW杯で惨敗を喫したコロンビア。大熊氏は「まず失点をしないこと。初戦の雰囲気の中で2点を取り返すことは難しくなる」と語った。

 対戦相手のコロンビアにはファルカオ(モナコ)、セネガルにはマネ(リバプール)、ポーランドにはレバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)ら世界的ストライカーがいる。各国のエースをチーム全体の守備で封じることが勝利のカギを握るという。

 南ア大会を振り返ると、1次リーグ初戦でカメルーンのエース、エトーを長友が封じ、デンマーク戦は中沢と闘莉王の両センターバックが強固な守備を誇った。屈強でスピードもあるFWと対峙(たいじ)する局面では、「コンパクトな守備を保ち、数的優位を作って攻めて守る」ことが重要だ、と強調する。

 さらに「強豪国と対戦することで、日本が伸ばしたいところ、世界と比べて足りないところを把握できる」と話し、今後の強化試合を組む際のポイントも掲げた。

 日本サッカーの生命線は、選手の持久力と俊敏性にあると捉えている大熊氏。「日本のスピードが生きるサッカーをやることが大事だ」とし、今後の強化で切り替えの速さと判断の早さを高めるべきとも指摘した。

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