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【関西の議論】「ご当地プロレス」花盛りもレスラーは…ギャラわずか、バイトで生計「でも夢を追う」

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【関西の議論】
「ご当地プロレス」花盛りもレスラーは…ギャラわずか、バイトで生計「でも夢を追う」

技をかけ合う滋賀プロレスのレスラー。上から「ドラゴンジュニア」「来来めん」「ドラゴンキング」=10月、滋賀県竜王町 技をかけ合う滋賀プロレスのレスラー。上から「ドラゴンジュニア」「来来めん」「ドラゴンキング」=10月、滋賀県竜王町

 滋賀プロレス代表の中村健次さん(48)=京都市=は、かつて大阪プロレスの興業にスタッフとして関わり、23年に「京都プロレス」を立ち上げた。

 その後、京都プロレスの運営は息子に譲り、自身は過去に約15年間住んだ滋賀県で現団体を発足。「元気と勇気を与えるプロレスの良さを滋賀でも広めたい」と意気込む。

プロレス愛が支える

 スポットライトに照らされた華やかなリングに目が向くが、一方で小さなプロレス団体の経営はどこも厳しい。

 滋賀プロレスの場合、まず拠点がなかった。リングなど機材は知り合いを頼ってそろえ、京都市内の寺院の小さな倉庫を練習場代わりに使っていた。初興業の際は、大型トラックでリングなどの設備を運び、スタッフと選手が総出で組み立てた。

 レスラーやスタッフ集めも難航した。他のご当地団体も同様だが、選手は興業のギャラだけでは生活できず、他に仕事をもつ兼業レスラーがほとんどだ。

 新人レスラーとしてデビューした「朝倉」さん(19)もそんな1人。平日は週5日、ネットカフェのバイトをこなし、休日は全てプロレスの練習や試合にあてている。

 小学生の時、テレビで見たプロレスに魅了され、将来はレスラーになると誓った。「観客を魅了する選手になり、プロレスで生活したい」といい、目標はプロレス雑誌「週刊プロレス」の選手名鑑に名を連ねること。デビュー戦では敗れたが、「精進し日本一のレスラーになります」と語る。

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