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【関西の議論】「ご当地プロレス」花盛りもレスラーは…ギャラわずか、バイトで生計「でも夢を追う」

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【関西の議論】
「ご当地プロレス」花盛りもレスラーは…ギャラわずか、バイトで生計「でも夢を追う」

技をかけ合う滋賀プロレスのレスラー。上から「ドラゴンジュニア」「来来めん」「ドラゴンキング」=10月、滋賀県竜王町 技をかけ合う滋賀プロレスのレスラー。上から「ドラゴンジュニア」「来来めん」「ドラゴンキング」=10月、滋賀県竜王町

 同県野洲市が本社の有名ラーメンチェーンをリスペクトしたようなレスラー「来来(らいらい)めん」は、ユニークなレスラー陣の間でもひと際異色を放つ。丼を入れる「おかもち」を持って登場し、「おまちどうさま!」と言いながらリングイン。必殺技はセカンドロープから後ろ向きに跳び、倒れた相手に全体重をぶつける「リバース・スプラッシュ」という。

 ご当地団体らしく一見“キワモノ”揃いに見えるが、いずれもレスリングの基礎や実力をしっかりと兼ね備えている。

ご当地プロレス

 プロレス全盛期の1970~80年代には、テレビのゴールデンタイムでプロレスが当たり前のように中継されていた。しかし、90年代になると総合格闘技の台頭などもあり人気は下火に。

 ただ、お茶の間から姿を消したとはいえ、今でもコアなファン層は健在。新日本プロレスや全日本プロレス、NOAH(ノア)などのメジャー団体から、滋賀プロレスのようなご当地プロレスまで、大小さまざまな団体がひしめき合う。

 ご当地プロレスの草分けとして知られるのが、平成11(1999)年に大阪で旗揚げした「大阪プロレス」だ。阪神タイガースやくいだおれ人形などをモチーフにしたレスラーも登場し、コミカルさと本格的なレスリングを売り物に、小さな会場でファンと一体となったような興業が人気を集めた。

 この後、大阪プロレスのスタイルを参考にした小さな団体が各地に誕生。西日本では、お笑い要素と手の込んだ物語性が売りの「鳥取だらずプロレス」(鳥取県)や、コミカルなキャラクターが人気の「紀州ぶんだらプロレス」(和歌山県)などがあり、いずれも地域の特産品や地名を冠したレスラーを活躍させ、ファンを獲得している。

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