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【関西の議論】「ご当地プロレス」花盛りもレスラーは…ギャラわずか、バイトで生計「でも夢を追う」

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【関西の議論】
「ご当地プロレス」花盛りもレスラーは…ギャラわずか、バイトで生計「でも夢を追う」

技をかけ合う滋賀プロレスのレスラー。上から「ドラゴンジュニア」「来来めん」「ドラゴンキング」=10月、滋賀県竜王町 技をかけ合う滋賀プロレスのレスラー。上から「ドラゴンジュニア」「来来めん」「ドラゴンキング」=10月、滋賀県竜王町

 額に比叡山と書かれた覆面の大男や謎の甲賀忍者、「おかもち」を持ったラーメン店員風の男らが繰り広げる混とんとした戦い-。滋賀を拠点にしたプロレス団体「滋賀プロレス」が10月、旗揚げした。本格的な技の応酬にコミカルな場面もある、個性豊かなレスラーたちの戦いに観客の反応も上々だ。各地に誕生し地域のファンを楽しませるご当地プロレスだが、どこも興業規模は小さく、資金繰りは厳しい。所属レスラーも大半は他に仕事を持ちながら試合や練習に参加する。それでも続けるのは「みんなプロレスが好きだから」。滋賀プロレスも、メジャー団体に負けない“プロレス愛”があふれていた。(杉森尚貴)

雨中の旗揚げ興業

 「比叡おろし!」。会場に響き渡る大きなかけ声とともに、覆面の巨漢が逆さまに抱え上げた相手を背中からリングにたたきつけた。もだえる相手を素早くフォールしスリーカウントを奪うと、ゴングとともに客席から拍手がわき起こった。

 10月28日、滋賀県竜王町の道の駅で行われた滋賀プロレスの旗揚げ興業。記念すべき第一試合では、ヒールの覆面レスラー「ストロング比叡山」が、ブレーンバスターによく似た必殺技「比叡おろし」を繰り出し、相手を下した。

 この日は、折悪く台風22号が近畿に最接近し会場は激しい風雨に見舞われた。リング上には大きな水たまりができ、選手が動くたびに水しぶきがあがる悪条件だったが、それでも20人ほどのファンが集まり、声援を送った。

忍者、竜王、リアル「ラーメンマン」…個性豊かなレスラー、そして

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