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震災関連死却下、初の取り消し 条例違反指摘受け熊本市 遺族の不服申し立てで

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震災関連死却下、初の取り消し 条例違反指摘受け熊本市 遺族の不服申し立てで

 熊本地震で、震災関連死の認定申請を却下された遺族の不服申し立て1件について、行政不服審査会の答申を受けて熊本市が却下を取り消したことが5日、分かった。11月28日付。答申は、決定の具体的な理由を示していないとして市の条例違反を指摘した。熊本県によると、熊本地震で関連死認定を巡る決定取り消しは初めて。

 県などによると、地震後に死亡した80代女性の遺族からの申請に対し、熊本市は昨年8月、却下決定を出した。有識者らでつくる同市を含む12市町村合同の行政不服審査会は、遺族の申し立てを受け、決定を取り消すべきだと今年8月に答申した。市は認定申請を再審査する方針。

 市の行政手続条例は、申請を却下する際に理由を示すよう定める。だが、市が遺族に交付した通知には「死亡と震災との因果関係が認められなかった」と記しただけだったという。

 市の担当部署は「今年2月から、地震と関係がないと判断する理由も通知に記すよう改めた。今後も丁寧に対応していく」としている。

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