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「準リアルタイム積雪深分布監視システム」鳥取版を運用開始 新潟大研究所が開発

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「準リアルタイム積雪深分布監視システム」鳥取版を運用開始 新潟大研究所が開発

「準リアルタイム積雪深分布監視システム」で表示した2月11日の豪雪時の積雪深分布 「準リアルタイム積雪深分布監視システム」で表示した2月11日の豪雪時の積雪深分布

 雪害などに関して国内有数の研究機関である新潟大学の災害・復興科学研究所(新潟市)と鳥取県が今月、連携・協力協定を結ぶことになり、締結に先立ち4日から、同研究所開発の「準リアルタイム積雪深分布監視システム」の鳥取県版が公開された。

 同システムは、短期集中的な大雪の被害軽減を図るため開発された。積雪深・降雪量を日・時間単位で、一目で確認できる。気象庁の地域気象観測システム(アメダス)をはじめ、国土交通省、自治体などが個別に公開している積雪の観測データを集約し、数値に応じて色分けして地図上で表示。降雪の広がりを見たり、集中的な降雪を監視したりできる。

 鳥取県版は、気象庁や県などが観測する約150カ所のデータを集約して地図上に表示する。

 同研究所は、1、2月に鳥取県であった豪雪を受け、雪害への対応を共有し今後の対策を考えようと、8月に鳥取市で「山陰地方大雪災害シンポジウム」を鳥取県と共催。以来、雪害の被害を減らすための協力を県と検討してきた。

 同研究所と県の協定締結式は今月20日、鳥取市で開かれる。協定には、研究所が県に災害対策の学術的助言をすることや、災害時、研究所の現地調査に県が協力することなどが盛り込まれる予定。

 同システムは同研究所のホームページから見られる。県危機管理政策課では「1、2月の豪雪のような雪害が起きたときも、被害規模が小さくなるよう活用したい。県民の方にもシステムを知ってもらい、自分の身を守ったりするため役立ててほしい」と話す。

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