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【衝撃事件の核心】かくて偽装は行われた…東洋ゴム子会社社長が法廷で“告白”した事情とは

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【衝撃事件の核心】
かくて偽装は行われた…東洋ゴム子会社社長が法廷で“告白”した事情とは

初公判を前に枚方簡裁に入る東洋ゴム化工品の森下敏彦社長ら=9月26日、大阪府枚方市 初公判を前に枚方簡裁に入る東洋ゴム化工品の森下敏彦社長ら=9月26日、大阪府枚方市

 同社の外部調査チームによる最終報告書には、社内会議で一度は出荷停止を決めたものの、「別の条件で数値を補正すれば基準に収まる」として出荷継続を決定していたことが記されている。東洋ゴム工業の公判で検察側は、こうした会社の対応をを突いた。

 --検察官「事後対応は遅きに失したのではないか?」

 --森下社長「役員を含め上位の者に知見がなく判断に遅れが生じた」

 --検察官「改竄発覚以降の対応も良くなかったのでは?」

 --森下社長「化工品の最終判断者も知見がなく、判断できなかったと思う」

 森下社長はこの後も検察側の質問に、「会社として隠そうとしたわけではなく、判断できなかったということ」と同様の弁明を繰り返した。

不正続出も「自発的に出た」「明るい兆し」

 今秋明らかになったほかの企業の不祥事では、不適合製品を顧客の了承を得た上で納入する「特別採用(トクサイ)」と呼ぶ日本独自の商慣行が背景に存在していた。現場のモラル低下と安全優先意識の欠如が目立ち、何より消費者軽視の姿勢が見て取れる。

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