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【荒金雅子の多様性の未来(6)】イクボス宣言企業 上司自らが人生楽しんで

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【荒金雅子の多様性の未来(6)】
イクボス宣言企業 上司自らが人生楽しんで

 イクボス宣言企業が増えている。

 「イクボス」とは、部下のキャリアやワークライフバランスを応援しながら、業績などの結果を出し、自らも仕事と私生活を楽しむ上司(もちろん男女共)のこと。厚生労働省は平成26年に「イクボスアワード」という表彰制度を開始し、NPO法人「ファザーリング・ジャパン」が立ち上げた「イクボス企業同盟」には約170社が参加している。

 イクボス宣言企業の共通点は、(1)イクボス宣言を社内外に公表している(2)イクボスを育成するための講演や研修を実施している(3)管理職にイクボス宣言をさせている-ということ。だが、宣言だけで終わったり、講演や研修でお茶を濁すようなことでは何も変わらない。実際の行動こそが変化を生み出すのだ。

 これまでの仕事のやり方を変えることは容易ではない。また、1社だけが取り組んでもうまくいかないだろう。だからこそ、経営トップの強いリーダーシップや業界全体での取り組みが欠かせない。仕事と生活が充実し、労働意欲の高い社員のいる企業の方がもうかる、とイクボス宣言企業が証明してほしい。

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