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【皇室会議】阪神大震災の被災者ら「温かく見守ってくださった」「被災地のことを思っていただいた」

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【皇室会議】
阪神大震災の被災者ら「温かく見守ってくださった」「被災地のことを思っていただいた」

阪神大震災の被災者を励まされる天皇、皇后両陛下=平成7年1月31日、兵庫県西宮市 阪神大震災の被災者を励まされる天皇、皇后両陛下=平成7年1月31日、兵庫県西宮市

 天皇、皇后両陛下は平成7年の阪神大震災の発生から2週間後の1月31日、神戸市などを訪れ、避難所などで被災者を慰労された。

 当時兵庫県知事公室次長兼秘書課長として、両陛下の受け入れ準備を進めた斎藤富雄さん(72)は「両陛下が被災者一人ひとりを励ますお姿が今も目に焼き付いている」と話す。

 「マイクロバス1台で両陛下が随行者と一緒に移動されるなど被災地の状況に最大限ご配慮をいただいた。震災直後の訪問に多くの県民が勇気付けられた」と振り返る。譲位の日が皇室会議で決まったが、「言葉が見つからない。『被災地のことを思っていただき、ありがとうございました』と申し上げたい」と語った。

 両陛下は火災で全店舗が焼失した神戸市長田区の菅原市場もご視察。焼け跡に深々と一礼され、皇后さまが水仙の花束を供えられた。当時営んでいた精肉店が全焼した吉田安夫さん(68)は「焼け野原だった長田に来ていただき、勇気を与えてくださった。目線を下げて被災者に声をかけられる姿に感動し、励みにもなった」と振り返る。

 譲位については「長年にわたり国民を温かく見守ってくださった。今は感謝しかない」と強調した。

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