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【姉妹都市解消】吉村大阪市長、議会各会派に伝達「(サンフランシスコ市との)関係が根本から揺るがされる事態に至った」

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【姉妹都市解消】
吉村大阪市長、議会各会派に伝達「(サンフランシスコ市との)関係が根本から揺るがされる事態に至った」

サンフランシスコ市の慰安婦像問題で、取材に答える吉村洋文・大阪市長 =24日午前、大阪市北区の大阪市役所(永田直也撮影) サンフランシスコ市の慰安婦像問題で、取材に答える吉村洋文・大阪市長 =24日午前、大阪市北区の大阪市役所(永田直也撮影)

 大阪市の姉妹都市である米カリフォルニア州サンフランシスコ市が慰安婦像と碑文を公共物化した問題に関し、吉村洋文市長は30日、市議会各会派の代表者会議で「強固な信頼に基づくはずの姉妹都市関係が根本から揺るがされる事態に至った」などと説明し、年内に姉妹都市関係を解消する意思を正式に伝えた。12月中にサンフランシスコ市へ解消を通知する見通しだ。

 サンフランシスコ市のエドウィン・M・リー市長は22日(現地時間)、在米中国系民間団体が設置した慰安婦像と碑文の寄贈受け入れを承認。これを受け、吉村市長は「寄贈受け入れをやめてほしいという姉妹都市としての要請を、みじんたりとも受け入れてもらえなかった」と述べ、関係解消を明言していた。

 市によると、姉妹都市の提携・解消に市議会の同意は不要。60年前に提携を始めた際も、当時の市長が市議会各会派の代表者会議で報告しただけだった。

 吉村市長の説明を受けた大阪維新の会市議団の幹部は「私たちも同じ考えだ」と支持。一方、姉妹都市を解消しないよう要望していた自民、公明両党の市議団幹部は「私たちの申し入れを受けた上で、市長が判断されたことと受け止めている」と述べるにとどめた。

 代表者会議では山下昌彦議長が、市議会としての意見をとりまとめてサンフランシスコ市などへ書簡を送ることを提案。ただ各会派のスタンスは異なり、合意形成は難しいとみられる。

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