産経WEST

【衝撃事件の核心】「私には6つの人格がある」多重人格“和製ビリー・ミリガン”の法廷告白 交際女性を殺害したのは誰だ?

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「私には6つの人格がある」多重人格“和製ビリー・ミリガン”の法廷告白 交際女性を殺害したのは誰だ?

 隅田被告を多重人格とした精神科医について、複数回面接していることや、隅田被告が他人に見られることを想定していないメモ帳に多重人格を思わせる記載をしていたことなどから判断していた点を踏まえ、「判断の根拠は説得的」として精神科医の証言の信用性が高いと認定した。

 その上で判決は、「人格同士の解離の程度は不十分で、犯行時も周囲の状況に応じて合理的な行動をとっており、行動制御能力に問題はなかった」とし、動機は単なる「別れ話を切り出された絶望や怒りの感情」と指摘。「被害者に殺されるような落ち度はなく、身勝手な犯行」と断じた。

 被告人質問で反省の気持ちを問われて「意識はしているがそこまでたどり着けない」と答え、女性の遺族について「できれば遺族の望む判決にしてほしい。下された判決に従うのが償い」と答えていた隅田被告。最終意見陳述では「私自身(法廷での人格)が殺していない証を、心神耗弱として残していただければ、(遺族が望む)無期懲役でも構いません」と述べていた。

 判決は、望み通り多重人格が認められる結果となったが、弁護側は判決を不服として控訴した。

関連トピックス

「産経WEST」のランキング