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【エンタメよもやま話】中国14億人「完全管理」ディストピア実現へ 街なかAI監視カメラ+顔認証+ネット履歴+犯罪歴…

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【エンタメよもやま話】
中国14億人「完全管理」ディストピア実現へ 街なかAI監視カメラ+顔認証+ネット履歴+犯罪歴…

中国当局が2020年までに、全人民約13億8000万人の社会的・経済的な信用度を評価する「ソーシャル・クレジット・システム(社会的信用システム)」を構築する計画を進めていることを解説する米誌ワイアード(電子英国版10月21日付) 中国当局が2020年までに、全人民約13億8000万人の社会的・経済的な信用度を評価する「ソーシャル・クレジット・システム(社会的信用システム)」を構築する計画を進めていることを解説する米誌ワイアード(電子英国版10月21日付)

 中国の国営テレビ局「中国中央電視台(CCTV)」のドキュメンタリー番組が、こうしたAI内蔵型の監視カメラの映像を公開するなどし、明らかになったのですが、その映像を見ると、この監視カメラは歩行者や自動車を運転中のドライバーの顔をズームアップで捉えることができるだけでなく、車の色や車種、歩行者の年齢、性別、衣服の色といった詳細を判別。

 そして、搭載しているAI(人工知能)が衛星利用測位システム(GPS)や顔認証システム、そして当局がまとめた犯罪者のデータベースとつながっており、例えば街なかで、信号無視した人物を捉えた際、まず顔認証システムで個人を特定。その人物が当局の犯罪者データベース内の人物と一致すれば、GPSを使って居場所を即座に探し出し、近くで警報が鳴り、警察官が駆けつける、という仕組みなのです。

 実際、中国当局は、南部の広東省にある深センで今年の4月、信号を無視して横断歩道を渡る歩行者を、このAI搭載型の監視カメラが顔認証システムを駆使し、違反者の顔を道路脇に設置したLEDスクリーンに映し出し、さらし者にしたのでした…。

 そもそも、この世界で最も先進的な監視システム「スカイネット」について、前述のデーリー・メール紙(電子版)は、米金融経済系通信社ブルームバーグの報道を引用し、中国で大きな問題になっている汚職官僚のうち、逃亡した人物を捜し出すと共に、彼らの不正流用資産を没収するため、当局が2015年から運用を開始したと説明。

 これがいまや、汚職官僚だけでなく、国内の各地でさまざまな地域社会の逃亡者を捉えるのに大きな力を発揮しているようなのです。

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