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横綱・日馬富士、汚点残し去る 朝青龍と同じ飲酒絡みで追い込まれ…

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横綱・日馬富士、汚点残し去る 朝青龍と同じ飲酒絡みで追い込まれ…

日本相撲協会の事情聴取を終え、両国国技館を出る横綱日馬富士関=19日午後、東京都墨田区 日本相撲協会の事情聴取を終え、両国国技館を出る横綱日馬富士関=19日午後、東京都墨田区

 酒席での暴行問題の責任を取る形で、日馬富士関が現役引退へと追い込まれた。軽量ながら激しい闘志と速攻で優勝9回。多くのファンを魅了した横綱が、長い伝統を誇る角界に大きな汚点を残して土俵を去る。

 飲酒絡みのトラブルによって引退を余儀なくされたのは、朝青龍と同じようなケースといえる。モンゴル出身の先輩横綱は、酒に酔って知人男性に暴力を振るったとされる一件で、2010年2月に電撃引退。品格が求められる横綱によって繰り返された暴行問題で、人気が復活した大相撲のイメージ低下も懸念される。2人とも、15日間出場した直前の場所で優勝しているのは皮肉だ。

 日馬富士関は初土俵の01年初場所で180センチ、86キロだった。16歳の少年は連日100番を超える猛稽古で番付を駆け上がり、12年秋場所後に横綱昇進を果たした。

 在位は5年余りで、目標だった優勝10回の大台を目前とした時点での不祥事。「若い力士の手本と見本になりたい」と何度も口にした言葉とは裏腹な行為により、自ら力士生命を絶つ形となった。

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