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【虎のソナタ】日馬富士事件で日本国中が“赤提灯審議委員” 元相撲担当トラ番記者も論評

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【虎のソナタ】
日馬富士事件で日本国中が“赤提灯審議委員” 元相撲担当トラ番記者も論評

「レッツゴー! タイガースゴルフ2018」に参加した(右から)中谷、大山、高山 「レッツゴー! タイガースゴルフ2018」に参加した(右から)中谷、大山、高山

 此レハ若(も)シ、鬼ニヤ有(あ)ラム、ト思(おもひ)テ怖(おそろし)ケレドモ…のっけから舌をかみそうな書き出しですいません。これは十二世紀前半にかかれた説話集『今昔物語』の巻二十九の入り口でございます。

 それと、阪神の優勝への“入り口”とどないつながってるンや? と思われるでしようが、そんなにタイムマシンじゃあるまいに、猛虎のVにいきつける入り口が簡単にあるわけはない。

 でも、我々はその“入り口”らしきところを毎日、あきもせずさがしてきてこんなんドーじゃろか? とデスクの吐息とあきれたため息にさいなまれながら…皆様にナンとかその気になっていただきたいと思うのでごぜぇやす…。

 さて、なんで『今昔物語』やねん? それはこの説話集のなかの巻二十九は『羅生門』の話。これは都の入り口にあった門でして、それを黒沢明監督がちょいと題名だけ拝借して『藪の中』という芥川の短編小説をアテはめて映画にして、カンヌ映画祭でグランプリをとった(ほら、この説明だけでもう40行無駄にしちまった…)。

 何が言いたいか? と申しますと、最近またも角界に起きた『日馬富士事件』は連日登場人物が入り乱れて…情報が錯綜しまさに「藪の中」でございます。黒沢監督によって問題提起? がなされて世界中で映画がつくられて、著名な評論家中村光夫と福田恒存が大激論となり「そもそも真実とはわからないものだ」となったのです。そんな結論のためにどれだけの論客が時間をかけてカンカンガクガクやったか?

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