産経WEST

【大飯原発再稼働】神戸製鋼問題、運転差し止め訴訟… 再稼働に不安要素も 

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【大飯原発再稼働】
神戸製鋼問題、運転差し止め訴訟… 再稼働に不安要素も 

関西電力大飯原発の3号機(右)と4号機=26日午後、福井県おおい町 関西電力大飯原発の3号機(右)と4号機=26日午後、福井県おおい町

 大飯原発3、4号機は来年1月中旬以降に再稼働される見通しになったが、神戸製鋼所の製品データ改竄(かいざん)問題の影響で、時期が計画よりずれ込む懸念もあり、順調に進むかはまだ流動的だ。

 関係者によると、3、4号機の使用前検査では、重要設備に神戸製鋼の製品が使われていないか、原子力規制委員会が関電に調査を依頼。不正製品は見つからず、不正のあった工場から製品が納入された事実もなかったが、「最終的な安全確認に時間がかかっている」という。

 岩根茂樹社長は27日の定例会見で、問題発覚を受けて神戸製鋼の工場に社員を派遣し、製品の生産プロセスで不正が行われる余地がないことを確認して規制委に報告したと説明。「少し確認に時間がかかっているが、現在のところ全体の工程を見直す必要はない」との認識を示した。

 ただ、九州電力が来年1月上旬の再稼働を目指していた玄海原発3号機(佐賀県玄海町)が、神戸製鋼の不正を受けた安全確認で1か月程度遅れる見通しとなり、3号機と同時に規制委の審査に合格した4号機も連動して遅れが出る可能性も浮上している。

 関電関係者からは「規制委の反応次第では(大飯原発3、4号機の)再稼働時期がずれ込む恐れもあるのではないか」と懸念する声も上がっている。

続きを読む

「産経WEST」のランキング