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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】「来季こそ勝者」浮沈を決める「藤浪と青柳」 先発ローテ確立せよ

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
「来季こそ勝者」浮沈を決める「藤浪と青柳」 先発ローテ確立せよ

2018年の阪神を担う? 藤浪晋太郎と青柳晃洋=鳴尾浜臨海野球場(岩川晋也撮影) 2018年の阪神を担う? 藤浪晋太郎と青柳晃洋=鳴尾浜臨海野球場(岩川晋也撮影)

 金本阪神が「来季は勝者」になれるか否かの鍵は藤浪、青柳の2人の右腕が握っています。阪神は高知安芸秋季キャンプを打ち上げ、22日には球団納会も開催。金本知憲監督(49)は「2位というのは敗者」と語り、来季こそはリーグ優勝…という意欲をにじませました。しかし、FA補強は皆無。新外国人の4番候補の獲得も12月以降にずれ込みました。大型補強のない現状で、来季こそ「勝者」になるには今季崩れた先発ローテの確立が重要です。藤浪と青柳の浮沈がチームの浮沈に直結するでしょうね。

■2位じゃダメなんでしょうか? 金本監督自ら「2位は敗者です」

 2017年のシーズンが全て終わりましたね。公式戦はとっくに終わっていますが、その後の秋季キャンプ、そして球団納会…。すべてをひっくるめて今年が終わった、と表現してもいいでしょう。

 阪神電鉄本社や球団首脳に全選手、スタッフが揃(そろ)った22日の球団納会では金本監督が挨拶しました。

 「2位というのは敗者です」

 指揮官の言葉は厳しかったですね。

 今季は78勝61敗4分の2位。昨年の4位からは浮上しましたが、それでも優勝した広島とは最終的に10ゲーム差。さらにCSのファーストステージではシーズンでは4・5ゲーム差をつけた3位のDeNAに1勝2敗で敗れ、ファイナルに進出できませんでした。チームの中には4位から2位に浮上したことで少々浮かれたムードもあったはずです。

 しかし、金本監督は「2位は敗者であり、勝者ではない!!」と球団の全員が今年、最後に揃う球団納会の壇上で語りましたね。来季こそ2005年以来、13年ぶりのリーグ優勝を目指すためには2位で一服していてはダメだ…という戒めの言葉だったでしょう。さらにオフの間の生活態度に関しても「やらなければ落ちるだけ」と言い、主に若手選手たちに自己管理とオフ返上の練習を求めたのです。

 ここで今オフの補強の進捗(しんちょく)状況をもう一度、見つめ直してみましょう。ドラフト会議では1位に即戦力投手の馬場皐輔投手(仙台大)、2位に高橋遙人投手(亜大)を指名し、3位以降も大学、社会人をメーンに指名しています。6位の牧丈一郎投手(啓新高)だけが高校生ですね。

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