産経WEST

【今週の注目記事】鉄道車両、神鋼部品に高い専門性 メーカーは不信抱くも切り替えに二の足 

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【今週の注目記事】
鉄道車両、神鋼部品に高い専門性 メーカーは不信抱くも切り替えに二の足 

記者会見で頭を下げる神戸製鋼の川崎博也会長兼社長=10月26日、東京都千代田区(川口良介撮影) 記者会見で頭を下げる神戸製鋼の川崎博也会長兼社長=10月26日、東京都千代田区(川口良介撮影)

 東京商工リサーチの10月20日の発表によると、神戸製鋼グループでデータ改竄を行ったグループ7社の販売先企業は1次、2次合計で3143社にのぼる。

 担当者は「建材など比較的、他の会社からも調達しやすい部品については、神鋼製品の採用を見送る動きがある」と解説。一方で、鉄道車両に関しては「専門性が高く、精密なものが多いため、扱える企業の数は限られてくる」と“神鋼離れ”が進みにくい状況について説明する。

 ある車両メーカー関係者は「鉄道会社の意向で、デザインによっては特定の会社の部材を採用しなくてはならない場合もある。車両メーカーの一存では取引先を決められない場合もある」と話す。

オンリーワンの義務

 ただ、今後の取引の維持のためには、迅速で正確な情報提供が急務だ。

 鉄道車両で国内2位の川崎重工業の金花芳則社長は10月27日、東京都内で開いた記者会見で、今後の取引について「原因究明と対策の中身を見て検討したい」と話し、不信感を示している。

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング