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【浪速風】「挑戦」する建築家・安藤忠雄氏展覧会に驚いた U2・ボノが「歌っていいか?」と賛美歌うたった「光の教会」(11月22日)

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【浪速風】
「挑戦」する建築家・安藤忠雄氏展覧会に驚いた U2・ボノが「歌っていいか?」と賛美歌うたった「光の教会」(11月22日)

礼拝堂に差し込む光の十字架。この神秘的な光景に、世界中から見学者が訪れている=大阪府茨木市 礼拝堂に差し込む光の十字架。この神秘的な光景に、世界中から見学者が訪れている=大阪府茨木市

 東京・六本木の国立新美術館で開催されている「安藤忠雄展 挑戦」を見てきた。ちょうど1年前、安藤さんから1分の1の「光の教会」を出すと電話をいただいた。実物大という意味だろうが、建築をどのように展示するのか興味があった。野外展示場に同じものが再現されたのには驚いた。

 ▼「光の教会」は代表作の一つで、大阪府茨木市にある。バブル真っただ中の1989年に、限られた予算で建てられた。コンクリートの四角い箱で、正面の壁が十字に切ってあり、外光が十字架となって室内を照らす。それでも薄暗い空間は色彩のないモノクロの世界で、静寂と相まって祈りの場にふさわしい。

 ▼ロックグループU2のボーカル、ボノさんは、祈りを捧げた後、「歌ってもいいか?」と尋ね、賛美歌を独唱したという。「光の教会」だけで紙数が尽きた。展覧会は安藤建築を網羅しているが、集大成とは呼びたくない。タイトルの「挑戦」はまだ続くだろうから。

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