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背任容疑で「梅旧院」女社長再逮捕 脱税で得た金を暴力団に流した可能性

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背任容疑で「梅旧院」女社長再逮捕 脱税で得た金を暴力団に流した可能性

山口幸子被告(梅旧院光明殿ホームページから) 山口幸子被告(梅旧院光明殿ホームページから)

 ビル型納骨堂「梅旧院光明殿」の運営をめぐり、暴力団に多額の資金が流出した事件で、納骨堂に関する無価値の特許権の購入名目で暴力団側に3500万円を流出させ、損害を与えたとして、大阪府警捜査4課は20日、背任容疑で、新たに運営会社「光明殿」の社長、山口幸子被告(63)=法人税法違反(脱税)罪などで起訴=を再逮捕した。

 特許権は幸子容疑者の元夫で、指定暴力団山口組直系「吉川組」の組長、山口俊平容疑者(68)=背任容疑で逮捕=が出願。納骨堂側が買い取った時点では失効してから約4年が経過していたが、俊平容疑者自身が購入を持ちかけ、幸子容疑者が応じていたという。

 同課は幸子容疑者が無価値であることを認識しながら俊平容疑者に現金を供与したと判断。俊平容疑者が吉川組の幹部から組長に昇格し、山口組総本部でも地位が上がった時期と重なることから、3500万円の一部が上納金として総本部に渡った疑いがあるとみて近く総本部を捜索する方針。

 幸子容疑者の再逮捕容疑は平成26年3月下旬、納骨壇の画面に遺影が表示される装置の特許権購入名目で3500万円を俊平容疑者に手渡した、としている。特許権は22年に失効済みだった。

 捜査関係者によると、俊平容疑者は26年4月に吉川組の組長となり、山口組幹部の「直参」に昇格した。直参になるには数千万円の上納金を納めなければならないといわれるほか、同月には大阪市中央区に新たな組事務所を購入しており、俊平容疑者は当時、多額の現金を必要としていたとみられる。

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