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各地で誕生“ご当地本屋大賞” 大阪発のベストセラー目指し、ほんま本大賞 売り上げの一部で施設に本を寄贈

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各地で誕生“ご当地本屋大賞” 大阪発のベストセラー目指し、ほんま本大賞 売り上げの一部で施設に本を寄贈

受賞作の爆売れ祈願をする有栖川さんとOBOP関係者ら=大阪市北区の大阪天満宮 受賞作の爆売れ祈願をする有栖川さんとOBOP関係者ら=大阪市北区の大阪天満宮

「本好き」育てる

 大阪ほんま本大賞には、他のご当地版本屋大賞にはない特色がある。受賞作の売り上げの一部を府内の児童養護施設に本で寄贈。子供たちが欲しい本をリクエストできる点が好評で、「ソフトボール部に入ったのでルールブックでルールを覚えたい」「施設にある参考書は古いので、最新版がほしい」といった要望に応えてきた。

 この独自の試みは、「子供たちに多くの本を届けたいと、書店員の販売意欲向上につながっている」と細井さん。特設コーナーを設けて陳列に工夫を凝らす書店も多く、半年間のキャンペーン期間中に第1回の受賞作『銀二貫』は関西一円で約5万部、第2~4回もそれぞれ約2万5千部を売り上げ、これまでに計約400万円分の本を贈ってきた。

 細井さんは「子供たちに本を読む楽しさを伝えたい。本好きになってもらえたらうれしい」と話した。

ご当地版本屋大賞 書店員が選ぶ本屋大賞の影響を受け、各地に誕生。京都を舞台にした小説を対象にした「京都本大賞」やゆかりのある作家や作品を選ぶ「広島本大賞」などが知られるが、選考委員を書店員に限った本屋大賞とは異なり、読者投票も可能なものや、特定の県民に読んで欲しい本を選ぶ「静岡書店大賞」などもある。

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