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【衝撃事件の核心】残酷すぎる乳児産み捨て相次ぐ クローズアップされる望まぬ妊娠と孤立出産

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【衝撃事件の核心】
残酷すぎる乳児産み捨て相次ぐ クローズアップされる望まぬ妊娠と孤立出産

大阪市内の病院で10月、生まれて間もない新生児が置き去りにされているのが発見された。母親は逮捕されたが、望まぬ妊娠と「孤立出産」の問題は社会に暗い影を落としている 大阪市内の病院で10月、生まれて間もない新生児が置き去りにされているのが発見された。母親は逮捕されたが、望まぬ妊娠と「孤立出産」の問題は社会に暗い影を落としている

 「自宅で産んだが死亡した。かわいそうで自分の車で運んだ」。逮捕時にそう供述した母親は後に熊本地裁で有罪判決を受けた。

識者「社会全体の問題」

 《産後間もない母親と子どもが、ゆりかごを目指して長距離を移動してくるという事例が複数見られた》

 《妊娠後ゆりかごへの預け入れを目標設定することで、多少の危険を冒しても目標であるゆりかごへ向かっている心理が窺える。ゆりかご自体は安全が確認された場所として設置されたが、預け入れ以前のこのような過程は設置当初は想定されていなかった利用状況であり、母子の生命の危険性を脅かすものとして存在している可能性もある》

 赤ちゃんポストの直近の運用状況に関する専門部会の検証報告書は、孤立出産のリスクについてこう書いた。

 部会長を務めた関西大の山縣文治教授(児童福祉学)は「子供を手放す親の多くは、家族や社会から孤立した状況にある。周りに積極的に関心を持ってくれる人が少なく、自暴自棄に陥ってしまうのでは」と指摘する。

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