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【依存~歪んだアイドル崇拝(4)】“触れあえる”地下アイドルだけが「日常忘れさせてくれた」

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【依存~歪んだアイドル崇拝(4)】
“触れあえる”地下アイドルだけが「日常忘れさせてくれた」

地下アイドルは自分たちだけのアイドル…。イベントを楽しむ男性ファンは陶酔に浸る=大阪市北区(永田直也撮影) 地下アイドルは自分たちだけのアイドル…。イベントを楽しむ男性ファンは陶酔に浸る=大阪市北区(永田直也撮影)

▼(3)夫が…39歳「桜井翔と…」「すべて嵐…」…から続く

 今夏のある日。東京の大型ショッピングモールの野外会場に、会社員の野本博樹(35)=仮名=はいた。視線の先には女性アイドルがいた。

あっという間に借金500万円

 この女性はもともとメディアに露出せず、ライブやイベントを中心に活動する「地下アイドル」だった。野本は数年前から、彼女を追いかけ始め、ライブチケットを大量に買い込んだり、プレゼントをしたり…。気づけば、複数の銀行系カードローンで借りた負債額は500万円に膨らんでいた。約2年前のことだ。祖父がためてくれていた現金で完済はしたものの、長期延滞を原因に信用を失ったためクレジットカードは今も使えない。

 現在はアイドルに費やす金額を週1万円までと決めている。この日も、彼女のライブを見に来たが、遠くから見つめるだけだ。

 「(有名になりたいという)彼女の夢をかなえさせてあげたいけど、もうそんなお金はない。ファンをやめられるといえばやめられるが…。いや無理かな」

 アイドルとファンとの“距離”がどうあるべきか。野本は、今もその答えを探している。

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