産経WEST

国内最古のよろい竜の歯の化石 ノドサウルス 福井

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


国内最古のよろい竜の歯の化石 ノドサウルス 福井

福井県立恐竜博物館が見つかったと発表した、よろい竜の歯の化石 福井県立恐竜博物館が見つかったと発表した、よろい竜の歯の化石

 福井県立恐竜博物館は15日、同県勝山市の白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層から、よろい竜の歯の化石2点が見つかったと発表した。頭から尾まで骨質の装甲で覆われた四足歩行の草食恐竜で、歯の形状からノドサウルス科とした。よろい竜の化石としては国内最古。アジアでも最古級という。

 今年7~9月に行った発掘調査で見つかった。1本は下あごの歯で、長さ約24ミリ、幅約5・5ミリで、歯根がほぼ完全な状態で残っていた。もう1本は上あごの歯で、長さ約10ミリ、幅約6ミリ。歯根はほとんどなかったが、歯茎から上の部分が完全な状態で保存されていた。歯の三角形の形状やのこぎりのような突起があることなどから、よろい竜と判定した。

 よろい竜はジュラ紀後期(約1億6千万年前)から白亜紀末期(約6600万年前)まで、アジアや北米など北半球に生息。勝山市の同じ地層で平成27年、よろい竜の足跡の化石が見つかっており、同館の東洋一特別館長は「1億2千万年前に、極東アジアにノドサウルスが生息していたことを裏付けた。分布や生息を知る貴重な資料だ」と話している。

 化石は17日から来年1月21日まで、同博物館で展示される。

このニュースの写真

  • 国内最古のよろい竜の歯の化石 ノドサウルス 福井
  • 国内最古のよろい竜の歯の化石 ノドサウルス 福井

「産経WEST」のランキング