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イチゴハウスの電照始まる、クリスマス向け 香川

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イチゴハウスの電照始まる、クリスマス向け 香川

夕暮れとともに点灯されたイチゴハウスが明るく浮かび上がる=香川県土庄町 夕暮れとともに点灯されたイチゴハウスが明るく浮かび上がる=香川県土庄町

 秋が深まり、夜間輝くイチゴハウス-。香川県土庄町の滝宮地区で、年末の需要をターゲットに夜間電照で収穫の時期を調整してイチゴを栽培するビニールハウスの点灯が始まり、夕日と交代にイチゴを明るく照らしている。

 同地区ではビニールハウス計7棟で4人の農家がイチゴを栽培している。日照時間が短くなり夜間の冷え込みが進むと成長が止まる「休眠」現象が起こるため、農家は電照や暖房を施し、ハウス内を昼間の時間が長い春のような環境をつくっている。

 電照栽培では、花房を持ったつるを連続的に生育し葉を茂らせて株を太くすることで大きな実を育てる効果もある。

 農家はこの時期、株分かれする枝「ランナー」の切り取りや、花房についたつぼみや花、果実を、つるごとに7つ以下にする摘花・摘果の作業を続ける。受粉のために放たれたミツバチとともに、それぞれの役割に追われている。

 今月下旬には生食用の収穫が始まり、12月中旬になるとイチゴがクリスマスケーキを飾るようになる。

 2棟のハウス(約20アール)で栽培する山本美和さん(52)は「夏は気温が高くて対策に追われ、雨が多かった10月は気温が低くて成育を心配したが、例年通りに出荷できそう」と話している。

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