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【横綱・日馬富士暴行】力士たちは知っていた、それでも何事もなかったように本場所に…協会に当事者意識薄く、全体に緩み

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【横綱・日馬富士暴行】
力士たちは知っていた、それでも何事もなかったように本場所に…協会に当事者意識薄く、全体に緩み

貴乃花部屋宿舎に謝罪に訪れた横綱・日馬富士 貴乃花部屋宿舎に謝罪に訪れた横綱・日馬富士

 大相撲の横綱日馬富士が10月下旬に起こした暴行問題では、日本相撲協会の当事者意識の薄さが浮かび上がる。平幕貴ノ岩関への暴力を間接的に知りながら、事実上の“放置”。横綱本人への事情聴取は実施のめどすら立っていない。

■「何事もなく土俵に…初日、2日目は何だった…」

 秋巡業中の鳥取県内で発生した出来事は、あっという間に力士らを中心に広まったという。九州場所直前には協会幹部も「詳細ははっきりと分からないが、本当だったら大変なことだよ」と不安視。また貴ノ岩関の師匠、貴乃花親方(元横綱)は巡業部長を務めているが、関係者によると、協会執行部へ明確な報告をしなかったという。

 日馬富士は2場所連続制覇を狙い、何事もなかったように2日目まで土俵に上がった。館内警備を務める若手親方は「いまさらだけど、初日からの2日間は何だったのか。観客の皆さんにも本当に失礼だ」と憤った。

 貴乃花親方は10月下旬に鳥取県警に被害届を出した。日馬富士は同30日、新番付発表記者会見で「お客さんに感動と喜びを与えられたら」と抱負を述べ、翌日は福岡県庁などを表敬訪問。各所で横綱土俵入りを披露しながら初日へ向かった。

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