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【ビジネスの裏側】大阪から世界へ 「ポスト・タミフル」のインフルエンザ新薬 塩野義製薬が開発

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【ビジネスの裏側】
大阪から世界へ 「ポスト・タミフル」のインフルエンザ新薬 塩野義製薬が開発

 新しい基幹商品

 「グローバルで1ビリオンになれば」。手代木社長は、現在承認申請中の新インフルエンザ薬の将来的な売り上げ規模について世界で10億ドル(約1140億円)との見通しを示した。

 実は塩野義は昨年から今年にかけて、これまで成長を支えてきた高脂血症治療薬「クレストール」の特許切れを国内外で迎えている。その中で、新しいインフルエンザ薬は、売り上げ面で、クレストールの特許切れによる減少分を補うのには「十分すぎる」(手代木社長)と期待され、同社の新しい基幹商品にしていくもくろみだ。

 一方、世界での展開については、日本と台湾を除く全世界での開発で提携するスイスのロシュと、報酬額や支払時期など契約内容について、このほど見直しが行われた。臨床試験の良好な結果により、製品化の実現も見えてきたことを受けての前向きな契約変更だ。

 ロシュは「タミフル」を製造販売する世界的製薬企業。この契約変更はロシュ側の「やる気」を感じさせるものとして、塩野義がこれから進めるインフルエンザ新治療薬の世界展開への大きな弾みになる。

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