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【関西の議論】「不祥事はダメよ」経済効果算出カリスマの「極意」 清宮選手「62億円」のからくり

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【関西の議論】
「不祥事はダメよ」経済効果算出カリスマの「極意」 清宮選手「62億円」のからくり

関西大の宮本勝浩名誉教授が算出した主な経済効果。「カリスマ」の極意とは― 関西大の宮本勝浩名誉教授が算出した主な経済効果。「カリスマ」の極意とは―

本来は旧ソ連・中国経済が専門…

 100本以上の試算を弾き出し、「経済効果のカリスマ」として知られる宮本氏だが、もともとの専門は数理経済学や国際経済学。かつては旧ソ連や中国に何度も足を運び、社会主義経済の理論について研究を重ねていた。

 しかし、難解な数式を用いる授業では、学生の表情はどうしても曇りがちになる。学生が経済について関心を持てるようにと始めたのが、大阪でのイベントを舞台にした経済効果の予測だった。

 こうした結果を対外的に発表することはなかったが、身近なテーマを研究対象にした方が、より多くの関心や興味を集められると実感したという。

 ちょうど同じころ、ある社会現象が世間を圧巻していた。平成15年春、星野仙一監督率いる阪神タイガースの快進撃だ。連日の勝利で、18年ぶりのリーグ優勝が少しずつ現実味を帯びていく。「これは面白い」と直感し、ゼミの学生とともに、百貨店や商店街、タイガースグッズなどに繰り出しては、売り上げをデータ化。阪神優勝による近畿圏での経済効果を約1479億円と算出し、一躍時の人となった。

ネコノミクスで2兆円

 後の検証では実際の阪神優勝による経済効果と、宮本氏の予測との差が20億円ほどだったことが判明。同様の予測の中では、差が最も小さかったという。この分析が転機となり、経済効果の予測依頼が各方面から舞い込むようになった。

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