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【関西の議論】「不祥事はダメよ」経済効果算出カリスマの「極意」 清宮選手「62億円」のからくり

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【関西の議論】
「不祥事はダメよ」経済効果算出カリスマの「極意」 清宮選手「62億円」のからくり

関西大の宮本勝浩名誉教授が算出した主な経済効果。「カリスマ」の極意とは― 関西大の宮本勝浩名誉教授が算出した主な経済効果。「カリスマ」の極意とは―

 人やモノが動けば、金も動くと言われるが、そんな「経済効果」の算出を続けるカリスマが存在する。関西大の宮本勝浩名誉教授(72)だ。スポーツやイベント、社会現象…。これまでに弾き出したのは100件以上に上るという。最近でも、上野動物園のパンダの赤ちゃん誕生(267億円)や、高校球界屈指のスラッガー、早実高の清宮幸太郎選手が阪神タイガースに入団した場合(64億円)も試算した。ただ、膨大な情報・事象の中から、宮本氏は、どんな基準で対象を選び、そして効果を計算しているのか。極意を探ると、「社会」への愛情といったキーワードが浮かぶ。(細田裕也)

清宮選手が阪神入団ならずとも…

 「タイガースファンとしては残念ですが…」。10月26日、プロ野球のドラフト会議に注目していた宮本氏はこう肩を落とした。

 原因は、早実高の清宮選手。この日、阪神を含む7球団による競合の末、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得した。

 実はドラフト会議の3日前、熱烈な阪神ファンの宮本氏はこんな経済効果を発表していた。

 「清宮選手が阪神に入団したら」。試算によると、その額は64億8975万円。藤浪晋太郎投手(阪神)や斎藤佑樹投手(日本ハム)ら、過去に算出した大物ルーキーによる経済効果を大きく上回る効果が見込まれたが、期待はくじにはばまれた。

 だが、そこは百戦錬磨の宮本氏。ドラフト会議の結果が出た夜には、「清宮選手が日本ハムに入団したら-(62億6320万円)」との新たな経済効果を発表した。

算出の秘密は…一次、二次と「ハンカチ王子」効果

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