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【華麗なる宝塚】専科スター・轟悠主演「神家の七人」 笑ってホロリ、自分も客席で見たいくらい「楽しい舞台」 “神セブン”の楽曲も

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【華麗なる宝塚】
専科スター・轟悠主演「神家の七人」 笑ってホロリ、自分も客席で見たいくらい「楽しい舞台」 “神セブン”の楽曲も

インタビューに答える轟悠=兵庫県宝塚市(前川純一郎撮影) インタビューに答える轟悠=兵庫県宝塚市(前川純一郎撮影)

 下級生の頃、上級生から「なぜ笑わないの」と問われ、「笑いたくなくて」と答えたことがある。後から「本当に失礼なことを言った。舞台人がそのようでは」と猛省。「今の私は、仲間の楽しい話を聞いて一緒に笑う“受け”のタイプ。宝塚歌劇団が作り上げてくれた」とほほ笑んだ。

 専科の仲間を「同じ孤独と責任感を持った者たち」と表現した。専科中心の稽古場は広い意味で「無駄がない」という。休憩時間はよもやま話に花を咲かせる。「演出の先生が『お姉さま方が休み終えた時間が休憩終了時間です』と言ってくださるぐらい(笑)」

 だが、稽古では空気が一変。専科の芝居巧者たちは入念に役を作り込んでくる上に柔軟性もある。舞台の決まりの範囲内で、誰かが役の気持ちで急に動いても周囲はスムーズに対応。そんな演者の姿からイメージを広げた演出家が、台本に手を加えたことも多いそう。月組生たちも物おじせずにぶつかってくるという。

 「この舞台に出た月組生が、次の舞台で何か変化していたらうれしい。言葉ではない、心のぬくもりを感じていただける作品です」

 歴史は1世紀を超え、次代へ向かう宝塚。多くの情報が素早く飛び交う現代は「それに振り回されず、自分に必要なものを取捨選択する。自分を持たねばならない時代」と考える。

 「舞台人として成長していく上でも、芯の強さが必要。これでよしとあきらめたら、そこで終わり。自分の可能性を信じてあげられる自分を作っていけたら」

 理事でもある自身は「まだまだ上級生の方の存在が頼り。自分が教えていただいたことを、後輩や新しい先生方につないでいる」と話す。「伝統の中、清く正しく美しく、花月雪星、専科それぞれが自分の役割を考えている。東京五輪も控えていますしね」

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