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【依存~歪んだアイドル崇拝(2)】中年男 待ち伏せ、つきまとい 非難、逆上…「これが注いだ愛情の答えですか」

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【依存~歪んだアイドル崇拝(2)】
中年男 待ち伏せ、つきまとい 非難、逆上…「これが注いだ愛情の答えですか」

地下アイドルイベントを楽しむ男性ファンら=大阪市北区(永田直也撮影) 地下アイドルイベントを楽しむ男性ファンら=大阪市北区(永田直也撮影)

 付きまといが始まったのは昨年春ごろ。イベント終了後、最寄り駅へ歩いていた際に男と出くわした。「偶然かな」。最初はそう思ったが2回、3回と続くと、さすがに付きまとわれていると察した。「2人で歩く姿をほかのファンに見られたら困るからやめてな」。傷つけないように優しく諭したが、男には届かなかった。

 川本の頭によぎったのは東京・小金井のライブ会場近くで昨年5月、待ち伏せしていたファンに芸能活動をしていた女子大生が全身を刺された事件だった。

体を寄せ、ささやく「オレも気をつけなあかんな」

 依存症とは、ある事柄にのめり込み、生活に支障をきたし、さらに周囲に迷惑がかかっているにもかかわらず、やめられない状態のことだ。小金井のファンはまさに依存が度を越し、犯罪に至った。

 川本に対する男の行為も徐々にエスカレートしていった。深夜の時間帯に川本のアップ写真数十枚をツイッターに連続で送ってきたり、バイト先周辺をうろついたりするようになった。まるで犯罪行為の道へと向かうようだった。

 行為だけでなく、ぞっとする言葉もあった。ツーショットの写真を撮るイベントを行っていたとき、川本と並んだ男は体を寄せ、こうささやいた。「オレも気をつけなあかんな」

 小金井での事件を意識したような言動だったが、川本は「夜の帰り道が不安やけど(芸能事務所に属しておらず)スタッフもおらへんし…」と思い悩んだ。

非難、逆上、暴れて…《さよなら!愛してるよ》今なお続くツイート、そして

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