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【ビジネスの裏側】ホテル活況で恩恵受ける繊維・アパレル業界 寝具やインテリアに需要

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【ビジネスの裏側】
ホテル活況で恩恵受ける繊維・アパレル業界 寝具やインテリアに需要

「変なホテル舞浜 東京ベイ」では東洋紡のブレスエアーがベッドのマットレスに採用されている=千葉県浦安市(エイチ・アイ・エス提供) 「変なホテル舞浜 東京ベイ」では東洋紡のブレスエアーがベッドのマットレスに採用されている=千葉県浦安市(エイチ・アイ・エス提供)

 クラボウは傘下ホテル「倉敷アイビースクエア」(岡山県倉敷市)の大規模改修などに約24億円を投じ、平成30年10月には同市で最大規模となる延べ床面積約2460平方メートルの宴会場を新設。宿泊と合わせ、学会や展示会の需要も出るとみている。

 クラレも24年から3年かけ、傘下の「倉敷国際ホテル」(同)に3億円を投じて改装した。ここ数年は売上高、客室稼働率ともに伸びているが、周辺には新規出店も増えており「客室、宴会場のグレードアップで競争力を高めた」とする。

 「無印良品」も参入

 アパレル業界でも宿泊事業に乗り出す動きがある。衣料・生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画(東京)は31年春、東京・銀座に「MUJI HOTEL」を開業する。来年1月に中国・深セン市、同3月には北京市でもオープン。客室に無印良品の家具やアメニティを積極的に使い、小売りや外食事業への波及効果も狙う。

 肌着大手のワコールは京町家を再生した宿泊事業に乗り出す。1棟貸しの簡易宿所として34年中に京都市で50店舗前後を出店、同年に10億円の売り上げを目指す。

 宿の名称は「京の温所(おんどころ)」。1号店は来年4月、動物園や美術館といった観光施設も多い京都市左京区の岡崎地区に、2店舗目も同市内に来春開業する。外観の風情は残しつつ、現代アートを取り入れた和風の内装に改修。国内外の長期滞在客を見込んで「暮らすように過ごせる安らぎの空間にする」(広報)といい、ファッションデザイナーの皆川明氏と、建築家の中村好文氏がデザインするという。

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