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【名作映画を見てみよう!】洋の東西を問わず“地獄感”人気のワケ… 影のあるイケメン、キアヌ・リーブス魅了「コンスタンティン」(2005年)

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【名作映画を見てみよう!】
洋の東西を問わず“地獄感”人気のワケ… 影のあるイケメン、キアヌ・リーブス魅了「コンスタンティン」(2005年)

『コンスタンティン』ブルーレイ 2381円+税/DVD 1429円+税ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントTM & (C) DC Comics. Constantine(C)2005 Lonely Film Productions GmbH & Co KG 3. Supplemental Materials Compilation(C)2006 Package Design(C)2008 Warner Bros. Entertainment, Inc. Passive Music Video(C)2005 Virgin Records America, Inc. Distributed Warner Home Video. All Rights Reserved. 『コンスタンティン』ブルーレイ 2381円+税/DVD 1429円+税ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントTM & (C) DC Comics. Constantine(C)2005 Lonely Film Productions GmbH & Co KG 3. Supplemental Materials Compilation(C)2006 Package Design(C)2008 Warner Bros. Entertainment, Inc. Passive Music Video(C)2005 Virgin Records America, Inc. Distributed Warner Home Video. All Rights Reserved.

 京都市下京区の龍谷ミュージアムで、地獄をテーマにした展覧会「地獄絵ワンダーランド」が昨12日まで開かれ、大きな話題を集めました。

 地獄を描いた仏教美術を集めたユニークな特別展で、日本人の死生観の変遷を分かりやすく紹介しており、来場者も怖がるよりもむしろ、興味深そうに作品を眺(なが)めていました。

 実際、当初は地獄で責め苦を受ける様子が克明に描かれたものが多かった地獄絵ですが、中世末期からは布教のため、仏画にもわかりやすさが求められるようになり、素朴でユーモラスな地獄絵が登場するようになったといいます。

 ところで地獄といえば、血の池や賽(さい)の河原、針の山などを連想しますが、それはあくまで日本の地獄。米国の地獄は全く違います。

 映画の内容に加え、そうした日本と西洋の“地獄感”の決定的な違いに感心させられた米ハリウッドの娯楽作があります。「コンスタンティン」(フランシス・ローレンス監督、2005年)です。

 舞台は米ロサンゼルス。キアヌ・リーブス扮する主人公ジョン・コンスタンティンは悪魔払いが職業の探偵。強力な霊能力で天国、地獄双方から人間界にこっそりやってきた使者「ハーフブリード」を見分けることができます。

 しかし彼はタバコの吸い過ぎで末期の肺がんとなり余命1年。幼少期、自身の特殊能力に悩み、自殺未遂をしたため、キリスト教の決まりによって地獄行きが確定しています。

 そんな頃、彼の周辺で不審な殺人事件が勃発。天国、人間界、地獄の各領域の均衡の崩壊を感じ取った彼は、善行によって地獄行きを逃れるため、女性刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)とともに黒幕と対決するのですが…。

 本作ではジョンが地獄を訪れる場面が出てくるのですが、そこは、がれきにまみれた廃墟(はいきょ)の中を赤茶けた砂嵐が吹き荒れる不気味で荒涼とした風景が広がるばかり。えんま大王も誰もいない寂し過ぎる世界だったのでした。

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